これまで固定電話でやり取りさせて頂いた法人クライアントの担当者様に電話を掛けますと、『弊社の○○は現在在宅勤務しています』との案内を受けることが多々あり、在宅勤務が急速に浸透しているなと、つくづく感じています。

さて本題の、
Git使ったデータ共有とプロジェクト管理について。
Gitはファイルの変更履歴を管理するバージョン管理という本来の目的に加え、複数人でのソースコードの共有や本番環境への公開作業など、実に幅広く活躍してくれるシステムです。

Gitの仕組み
Gitを理解する上で「リポジトリ」は外せないキーワードです。リポジトリとは容器、倉庫などの意味を持つ単語で、管理されるファイルが置かれる場所を指します。

オフラインのローカルリポジトリとオンライン上のリモートリポジトリの2種類を持つのがGitの特徴です。基本的な使い方のフローは次のように感じですね。

Step01. ローラルで作業
Step02. 作業したファイルをローカルリポジトリへの反映待ちにする(git add)
Step03. addしたファイルをローカルリポジトリに反映(git commit)
Step04. ローカルリポジトリのデータをリモートリポジトリに反映(git push)

Git導入のメリット
Git導入のメリットは多肢にわたりますが、簡単にいくつか挙げると…

・他人の作業ファイルを上書きすることが無い。
・過去の変更に戻ったり、ブランチを使って稼働中のソースと分けて開発できる。
・デプロイにに使うことでデータアップロードの際の人的ミスを防げる。

Gitの使い方に正解はなく、プロジェクトや環境によって様々な使われ方をしています。Web制作現場においても規模を問わず役立つツールなので、興味があれば一度導入してみることをおすすめしたい。

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