Webページの制作においてポスターや装丁、パッケージなどのほかのデザインと比べ、多くの決まり事や制約があります。その中にはデザイナーの意思に反するものもありますが、これらの決まり事や制約を把握し、効率よくWebページを制作する必要があります。

例えば実装技術です。
Webページの制作において、見た目は全く同じものでも、実装する技術によって制作コストやメンテナンス性が大きく変わります。他にも、ファイル名やフォルダ名も重要です。インターネット上ではこれらの名前がURLの一部になることもあるので、ファイル名やフォルダ名にはURLとして有効な文字を使う必要があります。

また、画像や動画の扱いにも注意が必要です。
画像や動画ファイルはテキストファイルと比べてサイズが大きいので、適切なファイル形式を選び、最適なサイズに調整する必要があります。これを怠ると、ページがなかなか開かないといった問題の原因になります。

このように、Webページ制作においては見た目以外にも注意すべき点、決めておかなければならない点がたくさんあるのです。

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