さて本日は、割りとメジャーな高機能ワーキングチェアの特徴を、完全主観な視点で書いてみたいと思う。

デスクワークでオフィスチェアの良しあし、合う合わないかで、作業効率にそのまま直結します。なので、最もベストな一脚を探し求め、今までは色んな種類のチェアを購入してきた。そしてやっと気に入ったものを見つけた。

アーロンチェア おすすめ度★
アーロンチェア
おすすめ度は・・・というか全くおすすめしない。これはね、知名度の高さとデザインで買っておけば間違いないだろうと、奮発して買った記憶があるが。実際座ると、座面のフレームがちょうど太ももの真下に直接当たるので、圧迫感がすごい。2時間以上座り続けると、おしりが痛いという印象しかない。買った金額が金額なので捨てるわけにもいかず、3年我慢して使った苦い記憶がある。

エルゴヒューマン おすすめ度★★
エルゴヒューマン
アーロンチェアの次に救いの手を求めたのがこれ。アーロンと比べれば全然まし。ただこれも座面がメッシュ製で、かつアーロンと同様、座面フレームの太ももへの圧迫感を感じる。パソコン作業には向いているチェアではあるが、前屈姿勢の勉強や事務作業には全く向かない。そして重い、でかい。あの露骨なデザインに惚れて、かつPC作業のみに使うなら買っても良いと思うが、PC作業にも事務作業にもオールラウンドで使えるワーキングチェアを求めるなら、あまりお勧めしない。

コンテッサ おすすめ度★
オカムラ・コンテッサ
日本の大手オフィス家具メーカーのオカムラが贈る、かのアーロンチェアに次ぐ知名度を誇るコンテッサ。おそらく10万円オーバーの高機能チェアを買う人の中で、アーロンにするか、コンテッサにするかで、迷った人も多いことでしょう。でも残念ながら、両方とも止めておけw

コンテッサはおそらくアーロンチェアのマーケットと競合する為に開発された商品かと思います。ですので、アーロンチェアとあらゆる部分で共通点が多い。例えば太もも裏側への圧迫感、快適さに欠けるメッシュの座面など、欠点の所が見事に再現してる、良い所はほぼ無し。極めつけが作りがプラスチック感が強く、よく分からんところからガタガタと異音がしてくるし、アーロンと比べると明らかに耐久性が劣る。

そしてこの頃やっと気づく。快適さを求めるなら、メッシュ座面よりも絶対にクッション座面が良い。だいぶ遠回りしたが、やっと本質を悟る。

オカムラ製サブリナ おすすめ度★★★
オカムラ・サブリナ
後述のコーラルと一緒に購入したのがこのサブリナ。後姿のデザインは独特で、見た目はなかなかイケてる。
後ろのリンク状のデザインは、背中の左右のどちらかに、意識的に強めに力を掛けると多少変形してくれる。だが、リンク状だからといって、柔らかいとか包んでくれるとか、そういう見た目から受けるようなイメージは全く無く、普段座っている分は、デザイン以外で特筆するメリットは特に無い。

それと残念なところは一つ取り上げると、背面のリンク状のフレーム上部が妙に背中の肩甲骨に当たる。なので、後方へ寝そべるような姿勢でしばらく座ってると、肩甲骨の辺りが少しずつ痛くなってきて、不快感がたまらない。

しかし座面はクッション製なので、前述の3つチェア(アーロン・エルゴ・コンテッサ)と比べると全然快適。だけども、座面がじゃっかん広めに作られているような気がして、後述のコーラルと比べると少しフィット感に欠けるような気がする。主観的すぎる感想で、どうもすみません。

オカムラ製コーラル おすすめ度★★★★★
オカムラ・コーラル
さあ、本日の主役です。コーラルは本当にオススメ!!!歳月が流れやっと気に入った一脚にたどり着く。
見た目のデザインが普通すぎて、ちょっと派手な格好良いチェアが欲しい人なら、この時点で選択肢から外れるかもしれませんが。でもね、見た目よりも機能性・快適さを求めるなら、これこそベストチョイスですぞ。

椅子を着るとでも言いましょうか、体にフィットする感覚、座っていても疲れを感じさせない、まさに他のチェアでは得られない新感覚。例えば今まで大枚を叩いて色々とハイクラスのオフィスチェアを買ってきたが、どれもいまいちで半ばあきらめかけている人、でもコーラルなら、貴方はきっと気に入ることでしょう。

ちなみにバリュエーションはいろいろと種類がありまして、例えば背面がハイバック(高い)とミドルバック(低い)の二種類あります。私は断然ミドルバックがお勧めです。アームは稼働アームではなく、固定のデザインがアームがおすすめ。そしてボディーはポリッシュボディランバーサポートは必要ない。色はお好みで。

極めて主観的なチェア選びについて書きましたが、本日はここまで。

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