Webサイトには、長文記事が主体となっている「読ませるサイト」、ブランド企業や新製品プロモーションなどの「見せる(魅せる)サイト」、ショッピングやチケットの予約、銀行などの「使わせるサイト」などがあります。

①文字が中心のWebページは、見やすさや読みやすさが重視され、②ビジュアル中心のWebページはフォトグラフィやフォトデザインの品質管理が重要になってきます。③使わせるサイトは、使いやすさを優先しなければいけません。

これら3つの機能は完全に分離しているわけではありませんが、サイトの内容によって優先順位が決まります。

もちろんWebページは総じて可読性を保証しなければいけませんが、ビジュアルデザインで訴求する類いのサイトは、視覚表現の品質が最優先されます。これらの判断を間違うとサイトの目的が達成できず、良い結果が得られない可能性が大きくなってしまいます。

10数年前ならWebデザイナーは「ホームページを作る人」だったが、現在は単にページをデザインするのではなく、情報を伝えるための手法や認知拡大に繋がるコミュニケーションデザインを実践する必要がありますね。

次の記事
新聞のレイアウトを参考にするWebレイアウト
前の記事
高機能オフィスチェアの選び方