HTMLは見出しや段落などを伝えることができるが、名前や姓や名、レビューのレーティングなどの意味付けまではできない。「構造化データ」は、HTMLのマークアップ以上の情報を伝えることが出来ます。

例えばarticle要素としてマークアップしても「イベント情報」という意味までは伝えられず、time要素でマークアップして「日時」であることは伝えても、何の日時なのかまではHTMLの要素だけでは伝えることができない。

HTMLにより詳細な意味づけを行うには「構造化データ」利用することになります。構造化データを利用すると、HTMLのマークアップだけでは伝えられない詳細の情報を検索エンジンなどに伝えることが可能になります。

検索エンジンに伝えた情報は、検索結果でコンテンツの概要として表示されるリッチスニペットとして反映されやすくなり、検索結果の露出を高めることに繋がります。ただし、あくまでも検索結果の露出が高まるだけで、検索結果の順位にはほぼ影響しないと言われています。

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