Webアクセシビリティとは、その名の通り、どんな人でもWebサイトをアクセスできるように対応することです。

では、なぜ今さらWebアクセシビリティの重要性を再認識する必要があるだろうか?
それはWebならではの特性上、「誰にでも」という言葉がキーワードになるからです。

特に昨年から続くコロナ禍において、各地方自治体や行政府はもちろん、民間の各企業も積極的にWebサイトを使った宣伝や情報発信にいっそう力を入れるようになりました。「誰にでも」と書いたが、つまり構築されたWebサイトやコンテンツは健常者のほか、高齢者やハンディを持った人々をも、当然意識したものにすべきだということです。

◆視覚にハンディを持った方
音声ブラウザやスクリーンリーダーで正しく読み上げられるよう配慮するなど

◆色覚にハンディを持った方
配色のコントラストを意識するなど

◆聴覚にハンディを持った方
Youtubeなどの動画コンテンツには字幕など

これらの根本にあるのは「機械可読性」の考え方ではありますが、正しくWebサイトを作ることにもつながります。さらにはアクセシビリティだけに通じる話しではなくSEOにも通じるものであり、最終的にはWebサイトとしての品質にも繋がっていきます。

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