ホームページを構成するファイルの中には、いくつか特殊なファイルがあります。その中から基本中の基本「index.html」と「.htaccess」の2つのファイルを紹介します。

index.htmlは「URLにファイル名を指定しなくても表示されるファイル」です。通常、ホームページにアクセスする際に、「https://yahoo.co.jp/」のようにファイル名までは指定しません。これは内部的には「https://yahoo.co.jp/index.html」にアクセスしているからです。

試しに、index.htmlを指定して見ると、指定しない場合と同じページが表示されます。そのため、index.htmlがファイル内にない場合は、ブラウザにURLを入力してもエラーが表示されます。(サーバーの設定によってはファイルリストが表示されます)

.htaccessはサーバーの動作をフォルダ単位で設定できるファイルです。ユーザーが任意で変更できます。このファイルを変更すれば、先述したindex.htmlが存在しない場合に何を表示するかを設定することもできます。

.htaccessでは色々な設定を定義できますが、すべてのレンタルサーバーでその使用が許可されているわけではありません。.htaccessが無効になっていたり、すでにある.htaccessを書き換えられないようになっていることもあります。そのような場合は、.htaccessを勝手に作成しても効果はないので注意が必要です。

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