連想作用とは、ある色を見て何かを連想することです。連想する内容は色を見る人の知識や経験、国や地域などによって異なりますが、一定の傾向はあり、基本的にはそれぞのレの色と関連のある物や事柄です。
(大まかな主観的な例ですが)例えば下記表のように「赤⇒リンゴ」や「黄⇒レモン」のように具体的なものと、「赤⇒情熱」や「黄⇒楽しい」のような抽象的なものがあります。また、同じ色相の色でも明度や彩度の違いによって、連想する内容は変わります。
具体的 | 抽象的 | |
赤色 | いちご、りんご、火、血、郵便ポスト、信号 | 興奮、活動、行動 |
橙色 | みかん、柿、ニンジン | 温かい、新鮮、団らん、喜び |
黄色 | バナナ、レモン、ひまわり、信号 | 注意、元気、楽しい、希望 |
緑色 | 葉っぱ、森林、メロン、信号 | 平和、安定、安らぎ、生命力、安全 |
青色 | 水、海、空、氷、制服 | 冷たい、慎重、安定、固い、知性、クール、冷酷 |
紫色 | 茄子、ブドウ、すみれ、ラベンダー | 女性的、優雅、神秘、上品 |
白色 | 雪、雲、アイス、紙、シャツ、シーツ | 神秘、神聖、清潔、新しい、清純 |
灰色 | 雲、雨、空、灰、道路、コンクリート | 冷たい、寒い、不安定、老齢 |
黒色 | 髪の毛、学生服、インク、喪服 | 大人、厳粛、重々しい、暗さ、不気味 |