ホームページのデザインを考えるうえで、配色は非常に重要です。色が人に与える影響は大きく、配色一つで好印象にも悪印象にもなります。人は色に対してイメージを持っているので、そのイメージを活用する必要があります。

また視認性や判読性、可視性などにおいて色の役割は重大です。テキストやイメージ、グラフィックなどを何色にするかでWEBサイト全体の「読みやすさ」は大きく変わります。

◆加法混色
モニターから発せられる色は、加法混色で表現されます。加法混色とは、光の三原色である赤・緑・青を組み合わせて色を表現する方法です。色を重ねるごとに明るくなり、3色をすべて混ぜると白色になります。

ホームページは基本的にモニターを通して閲覧されるので、ウェブデザインにおいて色を考える場合、この加法混色をもとにします。
加法混色

◆減法混色
加法混色に対して減法混色と呼ばれる色の表現方法もあります。減法混色は色料の三原色であるシアン、マゼンタ、イエローを組み合わせて色を表現します。色を重ねるごとに暗くなり、3色をすべて混ぜると黒色になります。

印刷物のように、それ自体が発行しないもの用いられている色の表現方法です。なお、減法混色の場合、色は物体に当たった光の反射率によって決まります。そのため、同じ物体でも光源(太陽光や白熱灯など)によって色が変わって見えます。
加法混色

次の記事
色の基礎知識 – 色の三属性
前の記事
中国大連 – CHINA Dalian