Webページの構成要素の中でも、ウェブサイト全体の操作性や閲覧性を決定する「ナビゲーションは」非常に重要です。ナビゲーションの構造やデザインが悪いと、訪問ユーザーは目的の情報にたどり着くことができず、サイト内でで迷うことになります。

ナビゲーションを設計する際は、その役割や種類を理解したうえで、訪問ユーザーが使いやすいものを設計するようすると良いでしょう。適切なナビゲーションとは、訪問ユーザーが迷うことなく、知りたい情報にアクセスできるようデザインされたものです。

◆グローバルナビゲーション
ナビゲーションは役割別に大きく分けると「グローバルナビゲーション」と「ローカルナビゲーション」の2種類に分類できます。

グローバルナビゲーションとは、Webサイト全体に配置されるナビゲーションです。ウェブサイトがツリー構造の場合、別の幹へ移動するためのナビゲーションがグローバルナビゲーションです。グローバルナビゲーションの役割はユーザーをホームページの柱であるメインコンテンツへ誘導することです。

ローカルナビゲーション
グローバルナビゲーションがWebサイト全体を対象に、メインコンテンツ間を繋ぐのに対して、ローカルナビゲーションはグループ化されたコンテンツ内を繋ぎます。

Webサイトがツリー構造の場合、同じ階層のページや1つ下の階層にあるページへ移動するためのナビゲーションがローカルナビゲーションです。グローバルナビゲーションと同様、使いやすさや分かりやすさを考えて設計することが基本です。

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